20210309 / 血
これから休みはどんどん貴重になるし、なにか実のあること楽しいことしようと思ったら、生理がきた。寝込んだ。ここしばらく、生理痛は軽かったが、今月は重い。数日前から、お腹や腰が痛んでいた。
というわけで、昼ごろまでうつらうつら過ごした。正夢になればいい、素敵な夢を見たのでよかった。正夢にしたい場合、アクションを起こさなければならない。だから、頑張らなくちゃと思った。
丸一日ぶりに食べた夕飯は、美味しかった。菜葉の味をしっかり味わっていた。出血しているから、滋養を体が無意識に求めているのかもしれない。
『プルーストを読む生活』は、なんだかずっと半分くらいまでしか進まないと思っていたけど、さっき見たら残り100頁ちょいだった。かなり読んできた。著者の体調が悪くなることに連動して、理屈っぽくなる時期は、読むのが正直しんどいと思う。が、ここまで読んできたのだった。
いっぽう小説は、読みやすいよなと思う。娯楽だから、ただ楽しいだけだ。『蒼氓』は、日本からブラジルへ入植する民を描いている。この辺のこと、学校の授業ではやらなかった気がする。ブラジルへわたった邦人がたくさんいたこと。開国からの歴史の授業は、ひどく駆け足だった。都合が悪いことがたくさんあるからかな、と今では思う。ここ100年のことは、何よりも時間をかけて教えるべきなのに、進級?進学?を前にケツカッチンで、薄い内容を滑るようにしか教わらなかった。今もそうだろうか。危険なことだと思う。
今宵もかたわらの2冊の本を読み進めて、何となくいい時間に寝ると思う。
おわり。