本の虫の、脳みそ

28歳、猫と暮らし、本を読みます。

20210602 / ぶなしめじ

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中の休日。もろもろ用事をして、天王寺へ。髪を切りに行くことにした。

 

一時期の蒼井優みたいな、ばりばりのベリーショートにしようと思っていた。美容院は、通算3回目にいくところ。安いから、来ている。

 

担当をつけることも基本しない。だいたいはまぁ、さすがに大丈夫やろうと思っているからだ。すごく若いギャルがきた。不安になってきた。いや、人を見た目で判断してはいけないけど。いや、でも......。

 

指定しているメニューより、ちょっと割高になるプランを、マニュアルと一言一句違わん感じで伝えてくる。「ところが、お値段が〜」のくだりで、「いえ、いつもと同じで構いません」と断る。

 

髪の毛はすごく綺麗に、漆黒になった。問題はカット。やっぱりちょっと不安。ハサミが空を切っている感じがした。「今この辺を切っているな」って把握が、ぜんぜんできない。植木の仕上げの剪定をしている感じ???

 

全然切らないところと、すごく切るところのさじ加減が分からない。前髪は一太刀でエグいくらい切られた。

 

ちょっとこの辺から私の肝が据わってきて、「最悪、ほぼ丸刈りにすればいいか」と思う。丸刈りでオシャレな人はいっぱいいるし、私も多分服装を考えれば似合う。

 

濡れた髪をドライヤーで乾かしたら、ブナシメジが映っていた。私やった。「やべ」て気持ちが伝わってしまったのか、「これからすいていきますね!」って言われた。「そらそやろ」と久しぶりに思った。

 

ともかく、微調整とスタイリングのおかげか、見られるふうにはなった。これが失敗なのかは分からない。ベリーショートというものがそもそも、インパクトあるスタイルやし。でもだいぶイメージ違うな。

 

うん。多分失敗やな。ギャルは気まずい感じで、お見送りをしてくれた。荷が重かったろうか、と思う。次からはちょっと攻めた髪型にするときは、勤続年数の長いスタイリストさんを指定する配慮が私に必要かもしれない。反省しながら、近くのスタンダードブックストアへ寄る。

 

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美味しい。本も見に行く。コロナという特殊な環境、子どもたちに伝えるものがほしいな、と思って今日マチ子『distance』などを買う。

 

帰宅する前、向かいの家に住んでる癇癪持ちの兄さんに、すれ違いざま「小銭ある?」ってやかられた。無視した。この辺は危ない人、怖い人も正直多い。女の1人暮らしが露骨に出ないよう、工夫が必要だし、できれば屈強な拳がほしい。催涙スプレーのことを、ぼんやり考えた。

 

帰宅。疲れて寝る。起きる。ポキ丼つくる。

 

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約束された美味さ。

 

寝よう。

 

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おわり。